2024年09月の記事

2024-09-03
助手

え、もう夏休み終わり…てコト?!

    そうです、無情にも夏は終わります。

(※上記のイラストはフィクションです。実際の作品・キャラクター・団体とは一切関係ありません。)

 

 

お久しぶりです。助手の佐藤です。🐻

絶賛台風10号(サンサン)がその名の通りご機嫌にも日本観光と言わんばかりに横断を終えた

そんな夏の終わりみなさんはどのようにお過ごしでしょうか。

ご機嫌な台風のおかげで雨が続き、その後暑さが戻ってきて、また雨…

目まぐるしい気温や天気の変化に翻弄された私は憂鬱な気分です。

 

とまあ前置きは置いておいて…

 

 

夏の終わりのこの時期に(?)、学校のことを少し思い出せるように二つのトピックにて

前期どのような様子だったかをお伝えしたいと思います。

 

前期が始まって少し経った頃、毎年恒例の展示があったことを覚えていますでしょうか。

そう、『第10回グラフィック専攻領域 三年次研究指標科目作品展』です。

こちらは、現在4年生の学生が、3年生の時に研究指標科目にて製作し参考作品として選ばれた作品をもとに、有志で展示を行いました。

 

そして、こちらの展示とほぼ同時期にZOKEIギャラリーにて展示されていた『研究指標展GA-A 2024』

こちらの展示は現在2年生の学生が、グラフィックアートAという指標科目の課題で行った展示になります。

 

このブログでは、それぞれの展示の様子を一部ではありますが、お伝えしていきたいと思います!!

(久々のブログで張り切ってしまい、ちょっと長いかもしれませんがお付き合いください。)

 

 

①まずは、『研究指標展GA-A 2024』から!

参加した学生の中には、展覧会・展示会に参加するのは初めてだった学生も多くいるのでは無いでしょうか。

授業内で『広報班』・『展示班』に分かれ、各グループで広報計画や展示計画を立てて進行していきました。

参加者それぞれの作品の指針を決め、先生と一緒に展示場所や規模感を決めていき

実際の展示会場を下見したり、配置図を作成し会期に向けて下準備を行いました。

 

そして、参加者の学生自ら搬入を行い会場を準備し無事展覧会を開催しました。

実際の写真とともに、会場の様子をお伝えしていきたいと思います。

 

まずは会場入り口の様子。

今回会場はZOKEIギャラリーにて行い、約三日間展示しました。

 

 

入り口に大きく掲げられたポスターには、

今回のテーマである「2024」という文字がポップにデザインされています。

密集する数字の羅列の中にスッと際立つ水色のデザインが取り入れられています。

そんなポスターから、作品がこの会場に集まっていくエネルギッシュさを感じます。

 

以下は会場内の様子。

 

 

学生が各自由に「2024」を解釈し、平面や立体、映像などで表現しています。

 

 

 

 

 

また、会場内だけでなく、会場近くの空間にもインスタレーションとして展示を行う学生もいました。

 

↑製作した学生自らも、作品の一部として作品の世界観に溶け込んでいるものも…!

 

グラフィックアートという授業の特性を活かし、学生の個性がのびのびと表現されていました。

そして、三日間という少し短い期間にも関わらず、会場には多くの方にご来場いただきました。

お越しくださった皆様、誠にありがとうございました。

そして、慣れない作業が多い中搬入・搬出を行い無事に展示を終えた

『研究指標展GA-A 2024』参加者のみんな、お疲れ様でした!

 

 

そして、お次は…

『第10回グラフィック専攻領域 三年次研究指標科目作品展』について!

 

今回で第10回目を迎えた「グラフィック専攻領域 三年次研究指標科目作品展」

こちらの展示では、先ほどご紹介した『グラフィックアート』に加え、

『ビジュアルコミュニケーション』『グラフィックデザイン総合研究A』『グラフィックデザイン総合研究B』

という合計4つの研究指標科目の中から選ばれた、

参考作品約200作品の中から36点の作品が代表して展示されました。

 

こちらも会場の様子や、作品の一部などを少しお伝えしたいと思います。

 

はじめに会場入り口の様子から…

 

 

入り口付近では、3タイプの異なる雰囲気のポスターでお出迎え。

こちらのポスターはグラフィックデザイン専攻内の全学年の中から公募にて選出されました。

奇抜なカラーとインパクトのあるダイナミックなデザインのポスターが勢揃いです。

学内でこのポスターに思わず目を留め、立ち止まってしまった方も多いのでは無いでしょうか。

(第三の目がこちらを見ている…)

 

そして続けて会場内の様子と作品についてです。

 

ポスターやブランディング、イラスト表現など…

授業ごとに幅広い作品が多く並べられているのに、混沌さを感じない

それぞれの作品個々が際立つことにより、バランスの取れた空間になっています。

 

 

 

 

原料の素材に着目しデザインや紙にこだわったパッケージや、

モチーフにしたもののカラー・テーマを取り入れたパッケージ

思わず手に取りたくなるような、中身の世界観をより良く魅せるパッケージ・映像作品が展示されていました。

 

パッケージだけではありません。そのほかにも…

 

 

“顔”というテーマから、揺れ動く布に一つ一つ手描きで制作されたもの

 

 

 

 

3Dプリンターを駆使し、視覚だけでなく触覚も刺激する遊び心あふれるデザインを取り入れたもの。

 

 

 

“1”日を“1”行にまとめ「再利用できない感熱紙を使用する事で日々の生活は繰り返す事なく消費されていく」

という、印刷方法にこだわったもの

(※「」内の言葉は、製作した学生のキャプションから抜粋させていただきました。)

 

 

モデリング技術を大いに活用し、3D作品を実際に触れる作品まで…!

 

「グラフィックデザイン」という専攻の良さが、学生それぞれの解釈によって

様々な表現に落とし込まれた作品が多く展示されていました。

 

こちらも参加した有志の学生自ら協力し合い、搬入・搬出を行い、無事会期を終えることができました。

約8日間の会期でしたが1日で100人を超える方に来場いただいた日もあり、大盛況で幕を閉じました。

 

2つの展示ではまだまだ多くの素敵な作品が展示されていましたが、全てご紹介するとなると

そろそろこのブログを読んでいただいている皆様の指が攣ってしまうのでは無いかと心配になってきたので、

この辺にしておきます…

 

どちらの展示でも学生たちの力によって、多くの方にグラフィックデザインについて知っていただけたのでは無いでしょうか。

後期でも、ここでは紹介しきれなかった多岐にわたる授業において学生たちは製作を続けていきます。

 

東京造形大学では、外部の方も遊びに来れる機会として

10月にはCS祭(学祭)1月にはZOKEI展などなど、まだまだイベントが目白押しです。

 

造形大学の最寄り駅を忘れがちな学生も、また元気に通ってGD準備室に遊びにきてください🕺🪩

 

助手一同、お待ちしております。

 

 

 

ってアレ…逃げてる…………?

 

もしかしてさっきから聞こえる物音って……。

 

……

 

 

やっぱり助手、1人減ってるかm…|

 

 

 

佐藤🐻