2010年06月の記事

2010-06-30
長井 健太郎

家具の新作発表会

プロダクトやインテリアデザインに興味があります。

先日、安積 伸さんというプロダクト・ファニチャーデザイナーの新作発表会に行ってきました。

デンマークのFredericia Furnitureという老舗メーカーの家具、「NARA」シリーズの発表会です。

独特のフォルムを持つテーブルと椅子、コートスタンドが展示されていました。

個性的ながらも主張しすぎず、かつ機能的なバランスが印象的でした。

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このコートスタンドは、テーブルや椅子を作った時に出た端材を使用しているそうです。

2010-06-25
美澤 修

ビジュアルコミュニケーションDI

ビジュアルコミュニケーションD?の授業はグループで広告作品に取り組むです!!

二人一組、アイディアを出す人、デザインをする人です。まず、アイディアを出す人は、最終的にデザインに落とし込むときに現実に作れるか、作れないかは、どうでも良く考えます。いつも一人で課題に向かうとどうしても最終のデザインの定着をかんがえて(できるか、できないか)アイディアを出したりしてしまいます。なので、今回は完全にフリーで考えて良いのです。まるで、無限の予算と時間の中でつくるようなもの。NASAに宇宙服とスペースシャトルかりて、宇宙ステーションで、撮影するとか!何でもアリです。しかし!アイディアをデザインする人がOKを出してくれないと行けません。デザインする人はシビアにアイディアを精査するのです。なぜならばその後、自分が大変な思いをしてデザインしなければならないからです。その努力に値するアイディアかを問うわけです。そんなこんなの授業での学生のやり取りです!!!

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2010-06-24
長井 健太郎

秋田ゼミ@渋谷

本日は渋谷桑沢の東京造形大学分室で行われた、秋田ゼミナールを見学してきました。

いくつか議案が出た中、今日のテーマは「渋谷109」。

普段なかなか行くことのない「渋谷109」を中心に、渋谷駅周辺のビルボード、ショウウィンドウなどを考察してみるというもの。

自分も「渋谷109」は初入店で、正直ビビっていたが、意外と普通であった。もっとトランス系の音楽がギャンギャン鳴ってるのかと思えば、普通のハウスミュージックだったり。しかし店員の独特のテンションとファッションはなかなか興味深いものがあった。そして価格帯もお手頃&お買い得感満載で、若い人を惹き付ける何かがある、という印象を受けた。もっとも「何かお探しですか?」と丁寧に聞かれたときはちょっと戸惑ったが…。

戻ってきて皆で分析と議論。「渋谷109」はファッションの一つの「スタイル」である。という結論に至る。

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意外となじんでいる秋田教授…。

2010-06-20
未分類

もうすぐ完成の劇場

ミュージカルなどで有名な劇団四季が、東京の大井町に新しい劇場を作っています。もうすぐ完成して、こけら落としに「美女と野獣」を上演します。

その劇場の名前は「四季劇場・夏」といいます。ずいぶん前に「四季劇場・春」と「四季劇場・秋」のロゴタイプをデザインしていたので、今回もデザインを依頼されたのです。時間が経ってもこんなふうに仕事が継続することは、とてもうれしいことです、ついつい、デザインは消費されてしまうような扱いを受けることがあります。私たちデザイナーは、しっかりと強い信念を持って持続性の高いデザインを創り出さなければならないと考えています。ちょっとカッコ良いものがデザインではありません。そこを勘違いしている人がたくさんいて、まだまだ日本はデザインに対する認識が遅れているように思います。

近くに行ったときには、ぜひ見てみてください。

大井町駅の近くです。

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夏のギラギラした太陽をイメージしてデザインしました。色彩も強烈に鮮やかなオレンジです。シンボルマークは、一度見たら忘れられないような、強烈な印象を伝えることが大切です。意味ばかり考えて、カタチにその意味を込めすぎるとデザインが弱くなってしまいます。私は何よりも「強いデザイン」を心がけています。

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未分類

モザイクタイルは美しい

小さなタイルを一面に張ったモザイクタイルは、グラフィカルなパターンでとても美しいです。

いくつもの色のタイルをランダムに張ると、単色では実現できない表情が生まれます。

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未分類

撮影現場をチラリとお見せします。

昨年末からデザインを依頼されていた商品カタログが、やっと完成しました。私のアートディレクションによる撮影を春から進めていましたが、カタログが完成したのでその時の撮影現場を少しだけご紹介します。

撮影は九州と東京のスタジオで行われました。連日、朝から夜遅くまでずっとスタジオに詰めて、カメラマンやスタイリストといろいろ打合せをしながら進めます。クライアント(依頼主)の方々も真剣な眼差しで立ち会っています。印刷会社のデジタルスタッフ(画像処理担当)は、撮影現場のスグ隣の部屋でリアルタイムに作業をしてくれています。一人ひとりがみんな真剣に仕事をしています。

アートディレクターの仕事は、たくさんの関係スタッフをまとめることも仕事です。クリエイティブな判断をすることだけが仕事ではないのです。スタジオでみんなが気持ちよく仕事ができるように、全体のムードメーカーでなければなりません。一日の撮影が終わると、ぐったりと疲れます。そして、また次の日も撮影が続きます。

グラフィックデザインのいくつもの仕事の中で、撮影現場はライブ感が一番あります。ミュージシャンのライブと同じような気がします。その時その時の問題をスグに検討して、その場で判断しなければなりません。アドリブでデザインの力を試されているようなものです。その時に判断を間違えてしまうと、後でとんでもないことになってしまうので非常に気を遣います。最終日が終わると、今までの疲れも吹っ飛んでウォ〜〜ッという気分です。

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大工さんに撮影セットの修正をお願いしました。スタッフみんなが心配そうに見ています。左にいるのがカメラマンの土居さん。ファッションや広告の写真を撮っている有名な若手カメラマンです。

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アートディレクターは、撮影現場では写真の知識も求められます。写真の知識がないとカメラマンとの打合せがうまく進みません。ライティング(照明)のことやカメラのレンズのことなど、たくさんの専門知識が必要です。「良い写真」とは何なのかをちゃんと判断できないとアートディレクターは失格です。

東京造形大学のグラフィックデザイン専攻の学生たちの多くは、写真専攻が行っている写真の授業も受けています。写真に原理や撮影の技術など、写真の基本をしっかり学ぶことができます。

私は、学生時代に写真にとても興味があって、毎日毎日いつも撮影していました。今のようにデジタルカメラはない時代ですから、フィルムをいっぱい買っていました。その時にたくさん撮影した経験が、今、とても役に立っています。

2010-06-19
福田 秀之

GRAPHIC DESIGN IN JAPAN 2010

日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の2010年版年鑑の発行を記念した展覧会[GRAPHIC DESIGN IN JAPAN]が、六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで7月25日まで開催されています。この展覧会では、2700点以上の応募作の中から年鑑に掲載された約600点のうち、さらにセレクトされた約300作品が展示されています。いうなれば、現在最も注目されているグラフィックデザインが一覧できるわけです。幸運なことに、私は本展の会場構成を担当し、什器や全体の配置・構成をデザインしました。

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会場風景

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左は秋田先生の作品です。

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自作の前で、木住野先生です。

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私の作品も展示されています。

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とても見応えのある展覧会です。ぜひ観に行くことをオススメします。

あと、会場は撮影禁止です。この写真は特別に許可をもらって撮影していますので悪しからず。

東京ミッドタウン・デザインハブ第22回企画展
「日本のグラフィックデザイン2010」
2010年6月18日(金)?7月25日(日) 11:00-19:00 会期中無休
会 場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
入場料:無料東京ミッドタウン・デザインハブ第22回企

2010年6月18日(金)?7月25日(日) 11:00-19:00 会期中無休 入場無料

会 場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)

http://www.designhub.jp/exhibition/

2010-06-18
長井 健太郎

サインデザイン

本日は「サインデザイン」の授業の様子を。
今年度は今年のJAGDA新人賞をとられた木住野彰吾先生をお迎えしております。
今回の課題は、グループごとに分かれて一つのサイン計画を企画・立案します。
本日は企画書のプレゼンテーションを行いました。

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ユーモアを交えながらアドバイス。

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学生達も真剣な眼差し。

2010-06-12
未分類

グラフィックデザイン専攻のパンフレット

今年の春、グラフィックデザイン専攻のパンフレットを作りました。

東京造形大学のグラフィックデザイン専攻を知ってもらうためのパンフレットです。

グラフィックデザインとはどういうものなのか? グラフィックデザインが目指していることは? グラフィックデザインを学んだ後はどういう職業に就くのか、といったことをできるだけわかりやすく説明しています。

東京造形大学の進学相談会で配布していますが、大学の入学情報チームに問い合わせれば送ってもらえると思います。

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2010-06-09
福田 秀之

校外授業

グラフィックデザイン専攻の2年生全員で、文京区にある印刷博物館に校外授業に行ってきました。ここは凸版印刷が、古いポスター、チラシ、書籍から最近の印刷物まで、バラエティ豊かな資料を収蔵し、印刷文化の関わりについて多角的に展示しているミュージアムです。また、印刷をテーマにした様々な企画展も行っており、今は新村則人さん、菊地敦己さん、福岡南央子さん、仲野昌晴さんの4名が参加しているグラフィックトライアル2010が開催されています。

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印刷の歴史を展示しているコーナーから見学。モノゴトを伝えるというコミュニケーションの原点から始まります。

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学芸員の解説をみんな真剣に聞いています。

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グラフィックトライアル2010の会場風景。

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各作品について、凸版印刷の福田大さんに詳しく教えていただきました。これは、福岡南央子さんの作品です。

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印刷工房にて、簡単な活版印刷を体験しました。コンピュータフォントと違う活字の魅力を感じた人も多くいたようです。

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グラフィックデザインにおいて最も重要な表現手段である「印刷」について、さまざまな角度から学んだ一日でした。大学でも印刷実習はありますが、過去から現代までのさまざまな印刷物や、最先端の手法を目の当たりにし、みんなおおいに刺激を受けていました。この刺激は今後の作品制作にきっといろんな形で響いてくることでしょう。