2012-07-03
学生

印刷博物館

こんにちは、梅雨ですね。湿気にやられて全体的にもわっとしている辻です。

造形大学グラフィックデザイン専攻では、2年次の6月に、印刷博物館での校外実習があります。

印刷博物館で毎年この時期に行われる「グラフィックトライアル」に合わせての校外実習です。

グラフィックトライアルとは、グラフィックデザインと印刷表現の関係を深く追求し、新しい表現を模索獲得するための試みであり、第一線で活躍するクリエーターの皆さんがさまざまな印刷表現に挑戦する実験(トライアル)企画です。(印刷博物館HPより抜粋)

ちなみに今年は、勝井三雄氏とAR三兄弟、森本千絵氏、三星安澄氏、竹内清高氏の1組と3名のクリエーターの皆さんでした。

2年次の校外実習では、グラフィックトライアルだけでなく、常設展を学芸員の方の解説付きで見られたり、活版印刷体験ができたりと、盛りだくさん。

私は今4年生で、福田秀之先生のゼミに所属しているのですが、ちょうどゼミの時間と校外実習の時間が被っていることに気づき、

え、だったらゼミで行っちゃおうぜ印刷博物館!

てことで行っちゃいましたてへぺろ^^

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グラフィックトライアルは毎年足を運んでいますが、年々見方が変わってきておもしろいです。

1年生の時は、何がなんだかわからず、きれいだねーくらいしか感想がみつからず、

2年生の時は校外実習で大勢で行き、解説もしてもらい、とってもわかりやすかったものの途中から頭がついていかず、

3年生の時は、それなりに知識や経験も増えていたのでちょっと偉そうな態度で拝見した覚えがあったりなかったり。。。

4年になり、3年の時よりもさらに成長した状態で(多分)拝見させて頂き、印刷の奥深さと面白さを実感して帰ってきた次第です。

個人的には、竹内清高さんの作品が好きでした。チョコレートの質感を、様々な印刷技法で表現していて、クライアントに持っていくサンプルとしてこういうの欲しいよおおおというデザイナーさんが多いです、と、印刷博物館のお姉さんが仰っていて、なるほどなあと。

また、パッケージの展開図をパターン化してポスターにしていたのも面白いなあと思いました。

4年になって成長して・・・とか言ったものの、まだまだ知らないことばかり。勉強が必要です。勉強したい!します。

さて、一通り見終えたのでロビーに出ようとしたところ、既に時間を持て余し、みんなでくつろぐ先生方を発見。(午前中から出ずっぱりでしたもんね、おつかれさまです!)

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あれ、カイシ先生いないなあ、と思ったら、まだ印刷物を見て興奮してらっしゃいました。

それでは^^