2017-05-31
学生
大橋正芳先生に特別講義をしていただきました!
こんにちは。長井ゼミの久保田絵美です。
今日はテキスタイルデザイン専攻の大橋正芳先生に「
芹沢銈介は日本を代表する染色工芸家であり「型絵染」の創始者ですが、タイポグラフィーをテーマとする当ゼミのために、文字を用いた作品を中心にスライドを見ながら解説していただきました。
芹沢銈介は文字の成り立ちを大事にしていて、例えば漢字の山を表す文字絵は、「山は三つで成り立っている」ということを必ず意識して作っていたそうです。
後半では大橋先生が蒐集した芹沢銈介の作品現物や、「李朝の民画(上下)」(装丁・亀倉雄策)を見せていただきました。
作品現物においては、カレンダーのデザインや色彩が今見ても美しいと感じるのと同時に、一つの型で様々な色彩を用いていることに感動しました。
「李朝の民画」にはたくさんの謎の生き物が描かれており、大橋先生とゼミ生で「これは何の動物なんだろう?」とクイズ大会のように盛り上がりました。
見ていて飽きないユニークな民画の数々で、イラストレーターを目指す人には刺激になるのではないかと思いました。
大橋先生、貴重なお話をしていただき、ありがとうございました!
ちなみに後期長井ゼミにおいて、大橋先生から型染めを教えていただくことになりました!
大橋先生、後期もよろしくお願いします!