2010-09-01
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秋田ゼミナールの大宴会で大はしゃぎ

私のゼミナールは、2001年度に卒業した第1期生から数えると、これまでに232人が卒業して社会で活躍しています。今年のゼミ学生はきりの良い10期生で、21人が在籍しています。

東京造形大学のゼミナールは、所属する専攻の枠を越えてどの教授のゼミナールでも選択できます。

私のゼミナールに入ってくる学生は、やはりグラフィックデザイン専攻の学生が一番多いのですが、メディアデザインの学生や室内建築、インダストリアルデザイン、写真の専攻に在籍する学生がやってきます。美術学科の絵画や彫刻の学生も私のゼミナールに入ってきます。このゴチャゴチャな専門性の混ざり具合が楽しいです。さまざまな専門性を持った学生たちが、ひとつのテーマでいろいろなディスカッションをすると、予想もできなかったユニークな発想が生まれ、パワフルなエネルギーによって実現していきます。とてもたくましく、頼もしい光景です。

毎年、年に一度の合同大ゼミ会を開催して盛り上がることが恒例となっています。1期生から現役の学生まで、たくさんの人が集まります。現役の学生がホスト役(幹事)となって、卒業した秋田ゼミOBたちとの交流を深めます。もちろん、各期の卒業生たちにとっては、久しぶりのクラス会のように近況報告をする場でもあります。かわいい後輩たちにいろいろアドバイスもしてくれます。結婚の報告があったり、子供を連れてくる人もいたり、和気あいあいの会です。

今年も各期の卒業生たちが多く集まってくれました。

すでに1期生や2期生は30歳オーバーになっています。とてもしっかりした顔つきになっていて安心します。名刺を交換して、仕事の話に盛り上がります。みんないろいろな仕事に参加していて、活躍しているのはとてもうれしいことです。

現役ゼミ生はが準備した大学の映像を映したり、ビンゴで盛り上がったり、みんな楽しんていました。現役学生にとっては、会場を手配したり、卒業生たちに連絡を取ったり、いろいろな準備をしたり、司会進行をしたりと毎年とても大変なのです。先輩たちをお誘いするので、いつものような仲間の集まりとは違う緊張感の中で準備を進めています。盛り上がるだろうか、不備はないだろうか、料理は足りるだろうか、などなど不安がいっぱいです。

今年も大成功でした。ホッとしている幹事学生たちの顔も安心の笑顔になっています。

1次会もあっという間に終了時間が来てしまい、2次会には予定していたよりもはるかに多くの人が参加していました。みんな久しぶりだから、話が弾んでいます。先輩や後輩たちとの交流によってネットワークが広がっていくことで、いろんな悩みや不安も吹っ飛びます。社会の荒波にもまれて自信喪失になりかけている卒業生からの相談もありましたが、最後は元気になっていました。

大学を卒業して仕事が忙しくなると、土曜日でもなかなか時間が作れなくて欠席の卒業生もたくさんいます。忙しいことは良いことなのですが、会えないことはちょっと残念です。

この合同大ゼミ会は、毎年少しずつ人数が増えていきます。ドンドン増えて、とんでもなく大きな大ゼミ会が毎年開催されることが楽しみです。

卒業した人たちが社会でそれぞれに活躍していること、現役学生たちが少しずつ逞しくなっていくこと、どれもうれしいことです。時季外れの七夕のような会ですが、私にとってとても大切な会です。

3次会は、朝の4時過ぎまで渋谷の居酒屋で語り合っていました。さすがに私は眠くなってきましたが、卒業生たちは元気マンマンですした。

来年もやります。日程は、2011年9月の最終土曜日(9月24日)に決まりました。

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