2015-11-10
助手
学生インタビュー
こんにちは!
本日のブログは、学生に密着!
3年生の野中宏賢くんにインタビューしました。
野中君は、自主制作として「魚」を描いています。
2年の春にグループ展の「海展」にて魚のイラストを30点発表。
海展にて、高田先生に講評される風景。
3年の後期初めには、造形大学内にあるギャラリーmimeにて「さんかなかい」という3人展を開催。
この時の展示もテーマは海の生き物だったそう。
前回飾った30点に加え新たに40点新作を描き上げ、70点もの魚のイラストを展示していました。
野中君、見かけによらず(失礼しました!)、キュートなイラストを描いています。
モチーフの魚は全て東京湾の魚。
釣りもする野中君は「東京湾は汚い海のイメージを持たれがちなのでは…?」と思い立ったのがモチーフ選びのきっかけだったそうです。実際、東京湾はめちゃくちゃ魚もとれるし、なんなら高級魚も。釣りをするなら東京湾!といっても過言ではないとのこと。さすが海に詳しい〜
「東京湾にいる魚を綺麗に描いたイラストがあれば、海もプラスなイメージを持ってもらえるんじゃないか。東京湾は魚の宝庫なんだよってことを知ってもらいたいと思ってイラストとポストカードの制作を続けています。」と語ってくれました。
ポストカード作品
野中君の描くイラストは、色使いが素敵です。なんと、ペンは6〜7種類しか使用していないのだそう。
「6〜7種類のペンを使って発色良く描いてます。本物の色とは違ったり、色数は足りないけれど、制限をかけながらも”らしさ”を出してます。魚好きには良い意味でも悪い意味でもバレる(笑)だから大変。でも制作のために調査しに築地へ行ったりして…めちゃめちゃ楽しいっす!楽しいから続けられますよね。”やらされてる感”に苛まれると詰まってしまうけど…」
良いイカが描けたんですよ!と、自前のスケッチブックを見せてくれました。
これから先、この作品達が何に繋がるかはまだ模索中とのこと。
目指すは300種類。そしたら図鑑にもできる!と、夢を語ってくれた野中君。
最後に写真を一枚。
その目標が、実現する日が来るのを楽しみにいています!
良い笑顔の野中君。インタビューに応えてくれて、ありがとうございました◎
助手/山浦