2010-08-04
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展覧会を観に行こう

大学が夏休みに入ったので、少し時間に余裕ができました。

今日は21_21 DESIGN SIGHTに行ってきたけれど、まだまだ観たい展覧会がたくさんあります。

銀座のMATSUYA GINZAで開催中の「ゲゲゲ展」。子供の頃に読んでいた「ゲゲゲの鬼太郎」などの原画が観られるようです。国立新美術館の「マン・レイ展」も9月13日(月)までやっています。これまでに観てきたマン・レイだけではない、「もうひとつのマン・レイ」を観ることができるようなので、とても楽しみです。

六本木の森美術館では、ネイチャー・センス展を開催中。この展覧会には知人の吉岡徳仁さんも参加していて、オープニングに誘われていたのに欠席してしまいました。吉岡さんのことは、以前にこのブログでもソウルの個展のことを書きました。今回は3人の展覧会とはいえ、あの大きな森美術館でのインスタレーションは楽しみです。

9月18日から始まる「バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン」も面白そうです。1919年にドイツ・ヴァイマールに誕生したバウハウスは、今でもさまざまな場面で大きな影響を与えています。これまでもいろんな展覧会が開催されていますが、今回は「キッチン」にスポットライトを当てて、新しいデザイン、新しい女性像、新しい生活様式の歴史的意義を再確認するユニークな内容です。

東京造形大学は、創設者の桑沢洋子先生が「日本にもバウハウスのような造形教育を行う大学を作ろう」という理念のもとに、デザインと美術の隔たりを無くして、本来の「造形」を追求していこうという決意から生まれました。

今となっては「古い」ものになってしまったモダンデザイン。そのモダンデザインが追求した合理的で機能的なデザインについて、あらためて考える機会になるはずです。