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2010-08-12
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大竹伸朗さんの展覧会

アーティストの大竹伸朗さんの展覧会が開催されています。9月3日(金)まで、東麻布のTAKE NINAGAWAというギャラリーです。

小さいギャラリーで、大竹さんの作品(オブジェ)が1点だけ展示されています。しかし、見応え十分です。

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デザインスクールの展覧会

先日、私の事務所から独立して活躍中のグラフィックデザイナー古平正義さん、水野学さん、平林奈緒美さん、山田英二さんの4人による展覧会のオープニングにいってきました。

展覧会タイトルは「SCHOOL OR GRAPHIC DESIGN」展です。場所は東京都中央区勝どきにある@btfというギャラリーです。このギャラリーを運営しているのは、アートディレクターの青木克憲さんです。青木さんはサンアドから独立して、キリンビールやラフォーレやいろんな広告でビックリ・ドッキリする大胆なデザインを創る人です。

著書「SCHOOL OR GRAPHIC DESIGN」は、その企画段階から編集、デザインにわたる4人の打合せを公開する講座が@btfにおいて開催されました。その一部始終を展覧会のカタチで発表しているのが今回の展覧会です。

見応えがたっぷりで、学生やこれからグラフィックデザインを勉強しようと考えている人にはピッタリです。

8月29日(日)までやっています。急いで観に行ってください。

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オープニングパーティで挨拶をする水野学さん(右)。

右から水野さん、奥のカベにいるのが青木さん、古平さん、平林さん、山田さん。

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ギャラリーのオーナー青木克憲さん。広告界のスーパースターです。

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右端では古平さんが取材を受けています。

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いろんなメモがたくさんピンナップされています。制作途中に交わされたいろんなディスカッションの熱気が伝わってきます。

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4人が制作した著書「デザイン・オブ・グラフィックデザイン」の表紙

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学生にみなさんは、なかなかコンテストに挑戦しません。どうしてなんでしょう?

ぜひ、このページを読んで欲しいと思います。

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私の名刺もシンプルなデザインにしています。自分の名前を相手に伝えるのが名刺です。過剰なデザインは必要在りません。

2010-08-04
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展覧会を観に行こう(大阪編・群馬編)

夏休みを利用して、大阪で開催している展覧会も観てこようと思っています。

私が学生の頃から大ファンの横尾忠則さんの展覧会「横尾忠則全ポスター」。とにかく「全ポスター」なんです。800点を超えるポスターは必見です。作品集はたくさん持っているので、たぶん、作品は知っているモノがほとんどだと思います。しかし、実物をリアルサイズで観ることに大きな意味があります。図書館で作品集を見て「観た気分」になっていてはいけません。「観る」と「見る」は違うのです。

「福田繁雄のヴィジュアル・ジャンピング」は、大阪のDDDというギャラリーで9月4日まで開催しています。DDDギャラリーは、大日本印刷が運営しているグラフィックデザインのギャラリーで、東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーとは姉妹ギャラリーです。福田繁雄さんは昨年亡くなってしまいましたが、ユーモアたっぷりの作品は世界中で評価されてきました。私の師匠である田中一光と同世代の代表的なグラフィックデザイナーです。

群馬県立近代美術館では、野又穣さんの展覧会「もうひとつの場所 野又穣のランドスケープ」が開催中です。

野又さんの幻想的な作品は、絵画でありながらファンタジックなデザインでもあります。幻想と現実の境界線を行ったり来たりしながら、在りそうで、でも非現実的な世界を描いています。その作品群はどれも雄大です。


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展覧会を観に行こう

大学が夏休みに入ったので、少し時間に余裕ができました。

今日は21_21 DESIGN SIGHTに行ってきたけれど、まだまだ観たい展覧会がたくさんあります。

銀座のMATSUYA GINZAで開催中の「ゲゲゲ展」。子供の頃に読んでいた「ゲゲゲの鬼太郎」などの原画が観られるようです。国立新美術館の「マン・レイ展」も9月13日(月)までやっています。これまでに観てきたマン・レイだけではない、「もうひとつのマン・レイ」を観ることができるようなので、とても楽しみです。

六本木の森美術館では、ネイチャー・センス展を開催中。この展覧会には知人の吉岡徳仁さんも参加していて、オープニングに誘われていたのに欠席してしまいました。吉岡さんのことは、以前にこのブログでもソウルの個展のことを書きました。今回は3人の展覧会とはいえ、あの大きな森美術館でのインスタレーションは楽しみです。

9月18日から始まる「バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン」も面白そうです。1919年にドイツ・ヴァイマールに誕生したバウハウスは、今でもさまざまな場面で大きな影響を与えています。これまでもいろんな展覧会が開催されていますが、今回は「キッチン」にスポットライトを当てて、新しいデザイン、新しい女性像、新しい生活様式の歴史的意義を再確認するユニークな内容です。

東京造形大学は、創設者の桑沢洋子先生が「日本にもバウハウスのような造形教育を行う大学を作ろう」という理念のもとに、デザインと美術の隔たりを無くして、本来の「造形」を追求していこうという決意から生まれました。

今となっては「古い」ものになってしまったモダンデザイン。そのモダンデザインが追求した合理的で機能的なデザインについて、あらためて考える機会になるはずです。


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21_21 DESIGN SIGHT

21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「これも自分と認めざるをえない展」を観てきました。

オープニングに行けなかったのですが、いろんな人から「オモシロイよ」と言われ、仕事を抜けてやっと観ることができました。

この展覧会は、佐藤雅彦さんのディレクションによるとてもユニークな展覧会です。言葉では上手く伝えることができません。まだ観ていない人は、早く観に行った方が良いです。たくさんの驚きと発見があります。

ひとつひとつが体験型なので、とても時間がかかります。来場者も多いので混雑してしまいます。

開館(午前11時)と同時に入場するのが、スムーズに観るコツです。

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2010-07-30
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4年生の夏休み

補講週間も終わって、大学は夏休みに入ります。

4年生の学生が「最後の夏休みだぁ〜」と少し寂しそうに言った直後に、「卒業研究をやらなきゃ〜」と気合いを入れていました。

4年生にとって夏休みの過ごし方は、卒業研究(卒業制作)の進行に大きく影響します。集中して張り切る人、やっと本気になる人。遊びに打ち込む人・・・さまざまです。

9月の授業が始まるとき、みんながどんな顔をしているかが楽しみです。

4年生諸君、がんばってください。

2010-07-22
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横尾忠則さんのテキスタイル

事務所のクローゼットを整理していたら、1976年にISSEY MIYAKEのために横尾忠則さんがデザインしたテキスタイルで作られたアロハシャツが出てきました。

オリジナルは、1976年に三宅一生さんのデザインによるショウに発表されたドレスでした。

このアロハシャツは、2003年に行われたプロジェクト「 RE CREATION」として、1点モノのアロハシャツを制作して展示、販売されたものです。

このプロジェクトは、オリジナルの衣服の縫製された一本一本の糸をていねいにほどいて1枚の生地に戻し、それをアロハシャツに再生するものです。27年の時間を経て、ISSEY MIYAKEの衣服に新しい生命を吹きこもうとする試みです。

古くなったモノを捨てるのではなく、「 RE CREATION」として再生してこうとする三宅一生さんの思想から始まりました。

私はそのプロジェクトでグラフィックデザインを担当しました。

社会的にも意義のあるプロジェクトで、とても興奮したことを覚えています。

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2010-07-21
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テキスタイルデザインの展覧会

7月19日、テキスタイルデザイン専攻の大橋正芳教授の展覧会を見てきました。

サイズは小さいのですが、とても力強い作品でした。

赤とグリーンを基調にして黒のタッチがとても美しい。とてもグラフィカルな作品です。

いつ制作されているのかを伺ったら、週末を返上して制作されているそうです。

大学と事務所の仕事ばかりの自分がとても恥ずかしくなりました。

自己の表現を追求する時間をもっと作らなければと反省しきり。

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大橋先生、写真が下手てゴメンなさい。あせってシャッターを切ってしまいました。

2010-07-16
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いよいよ明日から、オープンキャンパスが始まります。

春からズッと準備をしていたオープンキャンパスが、いよいよ明日から開催されます。

私のゼミ(秋田ゼミナール)の学生を中心に、意欲たっぷりの学生たち有志が集まって学生デザインユニットが結成。彼らの企画によって今回のテーマ「ZOKEI HOLE」も決まりました。とてもシンプルなシンボルマーク、キャンパスのアチラこちらに展開しているサインデザイン、オブジェ、Tシャツ、パンフレット、どれもこれもがスバラシイ出来映えです。

今夜も遅くまで大学に残って、準備の大詰めです。

身体をこわさないように気をつけて、がんばってくださいね。

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準備ができたグラフィックデザイン専攻のブース。

課題作品を展示しています。

受験生のみなさん、

学生のユニークなアイデアや力作のデザインを、ぜひ見に来てください。

東京造形大学グラフィックデザイン専攻で勉強している学生たちの実力を見てください。

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これは少し前の学生が製作した作品ですが、とてもオモシロイ作品なのでご紹介します。

マンガになっていますが、これはカレンダーなんです。

1コマ1コマが1日1日になっていて、なおかつ、それがちゃんと物語になってい○という炉気さくです。マンガの描写力・表現力もとても高いレベルで、ビックリしますよ。


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大学院生の李漢強くん

この4月から東京造形大学大学院に進学した李漢強くんです。

彼は台湾からの留学生で、2年前に学部の3年生に編入してきました。とても優秀な学生です。創り出す作品はどれも非常にアイデアがあって、そしてパワフルな作品ばかりでした。

今年の3月に学部を卒業して、4月からは私が担当する大学院生になったのです。

「内側から、そして外側から見る東京」という、とてもコンセプチュアルなテーマを研究しています。

今は大学のオープンキャンパスのために、写真専攻の教授と共に進めているプロジェクトで、ピンホールカメラの製作をしています。一体どんなプロジェクトなのかは私は良くわかっていませんが、とても興味があります。

これを見ているみなさん、ぜひ、7月16日(金)、17日(土)、18日〈日)の3日間に開催される東京造形大学のオープンキャンパスに来て、体験してください。

李くんもとてもオモシロイよって言っています。

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李くんのとなりは野口さんです。

彼女も東京造形大学のグラフィックデザイン専攻を3月に卒業して大学院に進学しました。

美術教育、造形教育の将来を研究テーマにしています。造形教育の第一人者である春日教授に付いて、活発に活動をしています。

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李くんも野口さんも、二人とも私が開講している「秋田ゼミナール」のOBです。

ゼミでも活発に活動をしていました。

とても将来が期待できる二人です。